紀伊半島ツアー5

GW振り替え4連休紀伊半島の旅もついに最終日。

南国紀州を後にして大阪へ。
サヨナラ紀伊半島。

なぜ大阪かというとこの日、大阪でかみさんが贔屓にしているバンドのコンサートがあるからなのだ。

もとはといえばそれにあわせた連休の日程なのであった。

ライブは夜。
それまでどうする。

そうだ太陽の塔を見よう、と事前に思いついた。
まだ見たことがないのだ。

この日うまいこと大阪在住の友達と会える事になったので太陽の塔の前にエキスポシティーってとこで一緒にランチを予定。

紀州帰りなので頭の中はみかん色。

ららぽーと、大きな三井アウトレットパークなんだね。
大きいことはいいことだ。

お昼ご飯は、せっかく万博なので

万博食堂なるレストランの

1970年大阪万博時にて提供されていたという、なんともあかぬけないステーキカレーを食す。

ニフレルというアートな屋内動物園(いつか時間があったら行ってみたい!)のショップ(は無料で入れる)でアンモナイトを購入。
この旅で唯一の自分用のお土産だ。

腹ごしらえもすんだので、いよいよ万博公園へ。

これが太陽の塔だよ。

岡本太郎なんてただのパフォーマーだと馬鹿にするむきもあるが、あの目と表情、言動、そしてわかりやすく荒々しい一連の作品は幼い頃の僕の強烈な原体験となり、今もずっと体内にはびこっている。

実物を見るのも初めてだが、今回その内部を見学できるのでものすごくテンションは上がっている。

太陽の塔内部見学は予約制。
この旅の1週間ほど前にダメモトでサイト見たらなんだ全然大丈夫じゃん。
うわさでは3ヶ月待ちなんて言われてたのに。

予約時間(30分きざみ)までまだちょっとあるのでEXPO’70パビリオンへ。

駆け足で見てまわったんだけど、

なかなかよかったです、ここ。

さていよいよ本日メインイベントの時間となりました。

太陽の塔の体内へご案内です。

毎回最大80人。
1階エントランスで先着順に16人ずつのグループに分かれて解説付きの見学です。

いやこれはすばらしい!

撮影は1階からのみ許可されます。

我が心の師、岡本太郎先生のこのジャンルにおける最高傑作がこれです。

ちなみに関係ないけど僕にはもうひとり心の師がいて、それはみうらじゅん先生です(笑)。

螺旋状に太古から現代へと生命の樹が伸びていく、最高のアイデアです。
何十年もほっぽらかしにされていたものが現代によみがえったなんてのもロマンチックですね。

中はずいぶんと広かった。
建築関係の観察眼のない僕には改めて外から見ても、やっぱり想像できない広さだった。
サヨナラ太陽の塔。

友達ともサヨナラし、大阪を横断してZEPP大阪ベイサイドへかみさんを届け、予定していた大阪国立国際美術館への路を(カーナビは入力がめんどくさいので)アイフォンで調べたらなんと17時まで!

事前の調査では20時までとあったのでのんびり抽象アートの世界に浸ろうと思ってたのに。
20時までやってるのは金土だけと気が付いた。

まあ行ってからじゃなくてよかったんだけど。

急遽予定を変更して海遊館へ。

昨日も水族館(海中公園)で今日もまた、というのはかなり退屈するかとおもいきやとんでもございません。
水族館はおもいしろいです!

なんとかっこいいアザラシくん。

ぼくが長年とりくんでいるキャラクター、チンアナゴ。

おいしそうなお魚・・・

いや、おいしくはないな。

そもそも水槽や生簀で飼われてる魚が天然物に比べて美味しいわけがない(笑)。

工夫を凝らした展示。

おもいっきり楽しく閉館時間まで。

それから近所のロイヤルホストで1時間ほど晩飯食べてたら

かみさんから迎えに来いコールがあったので回収して一路金沢へ。

4時間ほどかかったかな、午前2時ごろ無事帰宅して4日間の長旅は終了したのでした。

 
紀伊半島ツアー1

紀伊半島ツアー2

紀伊半島ツアー3

紀伊半島ツアー4

 
 
 
 

紀伊半島ツアー4

連休3日目の朝。
かみさんと娘とホテルで朝ごはんを食べたあと、しばしくつろいでから出発。

そういや白浜はあちこちにやしの木が植えられてるのがいいね。
街中も、金沢だったら桜や銀杏並木になってそうなところにたいていやしの木がはえてるの。
南国情緒ばっちり。

さて紀伊半島ツアー3つめの目的は奇岩、石畳だらけの海岸線。
いちど見てみたかったんだ。

そんでまず向かったのは海金剛。

この三角の岩もすごいんだけど、そこ行く時に通ったくしもと大橋ってのがものすごかったね。
海の上を大きくループするの。
高所恐怖症のぼくはアクセルを踏みながらびびりまくっていましたよ。

岩だらけの海岸線を走って、

向かうは橋杭岩(はしくいいわ)。

なかなかに珍しい景色ですよね。

しかしこれ満潮になると岩のこっち側まで水浸しになって幻想的なんだよね~。
みんなステキな写真撮ってるなぁ~。→画像検索

それから串本海中公園。

まあ基本は普通に水族館なんだけど、

「海中公園」ってぐらいなので海中から海中を眺められるのだ。

だからぼくは高所恐怖症。
このていどの橋でも下が透けてて海が見えたりところどころ錆びて穴が開いてたり、風で揺れたりするとまじでびびってしまうのだ。

しかし妻や娘の手前そんなことは、、、言ってたな。
「やべえよこれ、こわいなあ、やばいよ」って(笑)。

そんでこのぼろっちい塔みたいのに入って海底に行ける。

これがまた恐ろしいのなんの。
もし水がもれたらとかとか考えるといてもたってもいられない。

せっかくきたのに早々に脱出です。

あぁ、水族館は陸上に限る。

そしてまた海岸線をドライブして

てきとうなとこで昼飯。

この旅はほとんど食べ物については調べてなかったので(海産物は近江町で買ったほうが安いしw)毎食いきあたりばったりです。

また走って

白浜に戻ってきました。

ここは岩というより固い土のよう(落書きが多くて怒!)。
千畳敷。
なにかちょっとSF的。

そこからわずか数キロでそれまでの石畳や奇岩の数々がうそのような

白良浜(しららはま)。

すてきじゃん。
初めて来た和歌山県、すてきだよ。来てよかった。

まあ越前海岸や能登半島でも似たようなもんだけどさ(笑)。

日も暮れかけてお宿に到着。

娘を喜ばそうとメルヘンチックなメゾネット式の温泉宿をチョイス。

予想通り大喜びでツアコンの面目躍如!

お風呂はまあやけに小さいんだけど24時間源泉かけ流しだって。

父も大満足じゃよ。
妻は・・・ずっとテレビ見てたな(笑)。

晩ご飯は宿の方が送迎してくれて近所の居酒屋さんへ。

充実の3日目でした。

つづく

 

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